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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景は南の島の海岸線

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 中米の国ベリーズは、メキシコの領土が大部分を占めるユカタン半島の付け根にあり、国の東側はカリブ海に面しています。
 そのカリブ海は遠浅で、海岸から沖に何十キロにも渡ってサンゴ礁の海となっており、オーストラリアに次いで世界第2位の規模のサンゴ環礁が続いています。
 ベリーズ領海に島はあるのですが、いずれも水面にマングローブだけが茂る森で、土のある島は意外と少ないのです。

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 その少ない島の2つに人が住んでおり、それらはかつては漁師の島でしたが、今は観光地として賑わっており、海外特に欧米からたくさんの観光客が訪れています。
 2つの島はどちらも海洋リゾートして世界的に有名で、この国の最大の都市であるベリーズシティに近い方がキーカーカーという名の、どちらかといえばバックパッカーの多い庶民的な島となっています。
 そしてもう一方の島が、キーカーカー島から船で更に40分ほどの遠方にある高級リゾート地で、島の海岸沿いにはデザインの凝った高級ホテルや別荘が立ち並んでいます。遠いといっても沖に出るのではなく本土の海岸に沿って北の方角になります。

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 今日の写真はその高級リゾート地のアンバーグリスキー島での3枚で、真っ平な海岸線はヤシの木に覆われていますが、その奥には建物があり3枚目の写真のように、そこから水辺に続くビーチの砂は白く、まるで絵に描いたような南国の景色が広がっています。
 また遠浅であることから、船をつけるために沖に向かって長い桟橋が造られていますが、そこから見る水中には、様々な熱帯魚が泳いでいるのを見ることができます。
 ベリーズに滞在している当時はそれほどでもなかったのですが、今になって思い返してみると、あの二つの島はまさにこの世の楽園だったとしみじみ思います。

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 使用機材のカメラは Fujifilm Finepix F200EXR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、35ミリ版換算 30mm、ISO 200、F9.0、1/280sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。