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日本 初めて見るオオワシ

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 12月21日土曜日、この日私のバードウオッチング人生で記念に残る日となりました。それは、まさか見ることはないと思っていた憧れのオオワシを肉眼ではっきりと見ることができたからです。
 そのオオワシを見ることができるポイントが、何と岐阜市近郊にある自宅から71㎞、車で1時間20分の近さだったのです。
 これまでオオワシを観察できるポイントは、自宅に最も近いところで若狭湾と思っていましたから、この正月休みには行ってみなければと思っていたのですが、先日松尾池で出会った鳥好きの人から、琵琶湖のオオワシの情報を聞きつけ、早速今日行ってみたという訳です。

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 でも行ってもどうせ徒労に終わると、それ程期待をしていなかったですが、まさかこんなに簡単にオオワシに出会えるとは思ってもいなかったのです。
 湖北に着いて最初に訪れた野鳥センターで、2階に設置してあるフィールドスコープを覗いてみると、なんとそこに小さくオオワシが見えるではありませんか。今日の写真の3枚目がそのスコープが設置されている部屋で、その壁に貼ってあるオオワシが翼を広げている絵は原寸大です。人物と比べればその大きさが分かります。
 私は最初、スコープの中に見えるオオワシが何を意味しているのか分からず、事態を理解するのに少し時間を要しました。だってこんなに簡単にオオワシを見ることができるとは夢にも思っていなかったからです。

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 野鳥センターでオオワシが停まっている詳しい場所を聞き、その場所に向かって歩きました。15分ほど歩くと、そこではオオワシが最もよく見えるポイントにたくさんのカメラマンが三脚を広げ、超望遠レンズを付けたカメラを載せて構えていました。
 それが2枚目の写真で、レンズはどれも600㎜、800㎜の高級品ばかりでした。皆さん、惜しみなくつぎ込んでいます。
 そのポイントから撮った記念のオオワシの写真が1枚目で、写真としては、幸運にも近づいたカラスを威嚇している動きのある場面となっています。
 今日は夢のような一日でしたが、次回はオオワシが大空に羽ばたいている場面を見たいですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。