おまけに平野部の湿地が多いことから開発が思うように進められず、結果として湿地や森が残り、日本の四国程の面積の土地に、わずか36万人の人口という人間の密度の低さも手伝って、ベリーズは野生生物の王国となっているのです。
休日にはここで現地の人や、街から訪れた人たちが釣りなどをしていますが、一回だけですがここで、人を襲うクロコダイルが泳いでいるのを見たことがあり、その体長は3m以上はありました。
写真の撮影時期は4月で、岸辺のジャングルの所々にピンク色の花が見えますが、これは中米の桜と言われるポウイです。
この写真を撮った橋の上に立っていると、ミサゴやピンク色が美しいヘラサギ、タニシを捕るスネイルカイト、シロトキなどが上空を横切ります。また河辺ではジャカナが水草の上を歩き、カワセミが漁をするのを見ることができます。ベリーズは野生に満ちた豊かな国なのです。
使用機材のカメラは Fujifilm FinePix F60fd。大きな写真の撮影データは、焦点距離10.7mm、35ミリ版換算 49mm、ISO 100、F5.6、1/550sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。