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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 美しい熱帯の島の住宅

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 カリブ海の島国セントルシアは、国土面積が日本の淡路島程度、人口は16万人と世界で最も小さな国の部類に入ります。
 気候は赤道に近いことから一年を通じて温暖で、11月から5月までの観光シーズンは朝晩がぐっと涼しくなり、とても過ごしやすい気候となります。
 この国はかつてサトウキビの生産が盛んでしたが、それがバナナ生産に変わり、それがこの国の主産業となっていましたが、近頃は観光業がそれにとって代わる勢いで伸びています。

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 この国を訪れるのは、ほとんどが欧米からで特にイギリスでは観光地として人気が高く、イギリス本土から直行便のジャンボ機が満員の乗客を運んできます。イギリスではこの国は日本人にとってのハワイのような存在の観光地なのです。
 セントルシアの治安は比較的良好で、美しい海と島中央のジャングルが最大の観光資源です。そしてホテルやレストランなどの観光施設が充実していますから、欧米の人々の避寒地としては理想的な国の一つです。

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 私はそんな国にしばらく滞在していたのですが、今日の写真は当時住んでいた住宅の様子を写したものです。
 住宅はタウンハウス形式で、ヨットハーバーに面していましたから、各戸に専用のヨットデッキが整備されていました。
 1枚目はそのデッキからの風景で、私は持っていませんでしたが、高価そうなヨットやクルーザーが並んでいました。

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 2枚目3枚目は、4月から8月ごろまで長く咲くフランボイヤ、日本語で火炎樹ですが、この赤色はいかにも熱帯らしく派手で、明るい南の青い空によく似合います。
 3枚目は庭にあった木に咲く花で、短時間だけ降るシャワーに濡れて美しい色を見せていました。
 これらの写真は総て古いコンパクトカメラで撮ったのですが、今見ても色もピントも現代のカメラと大して遜色もない写りです。これは間違いなく名機だと思います。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix 4500。1枚目の写真の撮影データは、焦点距離8.7mm、35ミリ版換算32mm、ISO 200、F9.8、1/549sでした。