岐阜市内を流れる長良川の堤防から、山の方に1㎞ほど入ったところに松尾池という灌漑用の貯水池があります。広さは50m×40mといったところでしょうか。
今現在はメンテナンスのために池の水が抜かれており、水位は普段より相当低くなっていますが、それでも今年1月3日の時点で30羽ほどのカモ類がみられました。
この池周辺には散策道があり、東海自然遊歩道にも繋がっていることから、ハイキングを楽しむ人たちも訪れ、休みの日には子供連れの家族をよく見かけます。
この松尾池には鳥の写真を撮るのが趣味の人がいつもいて、その人があちこちに餌を置いてあるため様々な野鳥が集まり、それらを身近に見ることができます。
その人がここで撮った鳥の写真を見せてもらったのですが、カワセミはもちろんコマドリまで写っていました。今の時期であればヤマガラ、シジュウカラ、クロジ、カワラヒワ、アオジ、エナガ、コゲラ、ジョウビタキなどを見ることができます。これらは特に珍しい種類ではないのですが、ここでは彼らをとても近くで見ることができます。それもほぼ確実に。
今日の写真は、松尾池で見たアオサギとマガモですが、彼らが人に慣れているせいで、普段より大幅に近くで撮ることができました。
3枚目の写真は、池に流れ込む谷川を上っていくとみられる岩で、この岩、なぜか独立してビルのように立っており奇岩ぽっさがあります。
谷の水量は少ないのですが、それでも深みには魚がいますから、いかにもカワセミやヤマセミに出会えそうな渓谷になっています。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距205.5mm、35ミリ版換算561mm、ISO 400、F 4.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックしてもう少し大きく見ることが出来ます。