伊勢神宮内宮の門前には日本の伝統建築の家並みが美しい、おかげ横丁を含む商店街があります。この日は良く晴れ渡り、冬だというのに寒くなく、あちこちの店を見て回るのに最高のお天気でした。ここで食べられる名物の赤福餅と薫り高いお茶が日本のスイーツの代表でしょうか。
古い伝統的な家並みに合わせるかのように、店先の商品は、そのイメージにピッタリの陳列がされており、思わずほおが緩みます。この風景、外国人は喜ぶでしょうね。
これが本店なのか、大きな赤福の看板がかかっています。その看板には創業寛永四年と書かれています。日本は長い歴史のある会社の多さが世界一だそうですが、この赤福もその一つでしょう。この店先で食べる餅は気分的にも最高の味です。多分数百年前前のお伊勢参りの人たちもここでこの赤福餅を食べ、旅の土産話にしたのでしょうね。
この江戸時代を思わせる町並みは何百メートルも続き、まるでお江戸の町を歩いているような気分になります。ここではもしかしたら数百年前の人々と同じ風景を見ているのかもしれません。かつての旅人は、ありがたいお伊勢参りもですが、この素晴らしい商店街を楽しんで歩いたことでしょう。