2月3日の今日、岐阜市近郊にある自宅の周辺を散歩していると、河原の近くにある高い木の枝にシメやツグミの群れと共に、一羽の大型の鳥が停まっているのが見えました。トビかなと思いながら近づいてみると、背中がトビの色によく似たノスリでした。
一枚づつ写真を撮りながら近づいていくと、こちらを振り向いて警戒しています。カメラを構えながらさらに近づくと彼は飛び立ちました。
いつものように近くの木に移るのかなと思いながら見ていると、彼は大きな輪を描きながらどんどん上昇していきます。撮影は木の枝が邪魔して撮りにくかったのですが、枝を避けようとすると大きく移動する必要があり、仕方なくそのまま枝越しにカメラで彼を追いました。
その間にも彼は上昇し、ついには小さくしか見えなくなりました。どこか遠くに移動するつもりだったのでしょうか。
ところで猛禽類が飛ぶ姿の中で最も美しいと思えるのが大きく尾羽を広げたときですが、この写真がまさにそれです。枝がなければ良かったのですが。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO400、F 4.5、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックしてもう少し大きく見ることが出来ます。