中米の国ベリーズは熱帯地方に位置しますから、日本とは自然界で見る動物や植物に大きな違いがあります。2つの国それぞれに興味深いのですが、両者を比べるとベリーズの方がやはり熱帯らしく何においても原色が強いように思えます。写真の鳥はバーミリオン フライキャッチャーで、頭とおなかが燃えるような赤色ですが、これはメスですからオスに比べると大分地味な色になっています。
この植物は日本でも似たようなものがあるような気がしますが、緑の葉とのコントラストが映えています。
雨期の始まる前に全国で一斉に咲く花で、大きな樹にいっぱい花をつけます。これに似た花を日本では見たことがないような気がします。この木は大木になります。
現地ではゴールデンシャワーと呼ばれる黄色の美しい花を付けます。民家の庭に植えられていることが多く、最盛期には見事な花にうっとしてしまうほどです。
これは野原の草になる実で、赤色のなかに小さな黒色がある硬い実で、ネックレスの材料になります。これと姿がよく似た10倍ほどの大きな実が、全く別の大きな樹になっているのは不思議です。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距70mm、35ミリ版換算105mm、ISO400、F 7.1、1/800sでした。