先日3月22日に日曜日、月曜日の連休を利用して日本三名泉の一つと言われている下呂に行ってきました。岐阜市近郊にある自宅からは車で、約2時間で行ける距離ですが、これまでこの町を通過したことはあるのですが宿泊するのはこれが初めてでした。一日目は曇り空でしたが、2日目は朝から晴れ渡り観光日和でした。
写真の背景の下呂の街中にある小さな滝はカエルの名が付いており、最初その意味が分からなかったのですが、しばらくして分かりました。町の名のゲロにかけているのです。この他にカエル神社までありました。笑っちゃいますね。
下呂の町はもちろん温泉街ですが、昔ながらの温泉旅館街というイメージは全くなく、街中を流れる飛騨川の両側に大規模なホテルが建ち並ぶ現代的な様相です。これがいいのか悪いのか分かりませんが私の期待とはかけ離れたものでした。ここは飛騨だからとそんな町並みを期待すると大いにがっかりまします。
上の写真の通り下呂は温泉町でありながらごく普通の町並みで、湯につかった後に夕涼みしながら浴衣で歩くという風情は全くありません。更にこの日はなぜか若者たちで街は溢れかえっていました。後で聞いた話では、若者たちは学校の卒業旅行だったのではないかということでした。というのも、現在流行のコロナウイルスのせいで海外に行けなくなっているからだそうです。なるほど言われてみれば確かにそんな感じでした。でも彼らが卒業旅行で下呂のような温泉町を訪れるのは全く意外で、もう少し先の高山なら分かるのですが。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F 4.0、1/640sでした。また、1枚目の写真をクリックすればもう少し大きく見ることが出来ます。