昨日は岐阜県大垣市の水門川の桜の話題でしたが、今日はその水門川に囲まれた大垣城です。大垣市に山はなく、市内のどこも濃尾平野の真っ平な土地ですから、お城は名古屋城などと同じく平地にあります。ただ天守閣は石垣を積んで高くしてありますから、江戸時代の当時は市中のどこからでもよく見えたに違いありません。現在は天守閣より高いビルが周りにたくさんありますから簡単には見つかりません。
大垣城周辺は広い公園になっており、そこにはたくさんの桜が植えられ、それらが今満開を迎えています。今日の写真はそれらの桜を前景にして天守閣を撮ってみました。これは当時の人々が見た風景と同じなのでしょうか。お城と桜、日本の風景の中でも最高の組み合わせの一つだと思います。美しいですね。
上の写真撮影の場所から更にお城に近づき、塀の桜と共に裏門を入れて撮りました。青い空にそびえる天守閣と春爛漫の桜の花、日本独特の美しい景色だと思います。
こちらは場内から表門を見た景色で、枝垂桜が風流ですね。日本人の美意識を具現した美しさがここにあるような気がします。桜と日本人、切っても切り離せない永遠のつながりを感じます。
使用機材のカメラはSony α7Ⅱ、レンズはTamron SP AF24-135 3.5-5.6 macro 50周年記念レンズ 。1枚目の写真の撮影データは焦点距35mm、35ミリ版換算35mm、ISO400、F 8.0、1/500sでした。