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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 文殊の森公園のアナグマ

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 5月1日金曜日、今日は朝のうち雲があったのですが10時ころには広く晴れ渡って行楽日和となり、岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園に出かけました。ところが今日から同公園の駐車場が閉鎖され車で侵入できなくなっていました。もちろん感染防止のための措置で、厳しいとは思いますが仕方なさそうです。車を遠くに停め歩いて公園に入って山口城に通じるいつものコースを登りましたが、さすがに人の姿は少なくなっています。
 散策道の舗装されていない広めの公園管理道路を歩いていると、15mほど先の路肩にたまった落ち葉の上から小動物が走って飛び出し、道を横切って急な斜面を降りていきました。驚きながらもタヌキと思ってその小動物を目で追いかけ、撮ったのが今日の写真です。

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 見た瞬間にタヌキかと思ったのですが、斜面下で動きを止めた彼をよく見てみると、それはタヌキでなく二ホンアナグマでした。1回目は別の場所でしたがアナグマに遭遇したのはこれで2度目です。彼らは夜行性ですからこうして昼間に出会うのは珍しいことと思います。

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 アナグマはそれほど神経質に人を恐れないようで、私が彼から見える位置に立っていても慌てる様子はなく、悠々と落ち葉をかき分けながら地面を這うように去っていきました。この人が良く来る公園に住んでいるのですから生息数は多いのだと思います。こういった動物が暮らす森が増えてくれるといいですね。ただ農作物への獣害は心配ですが。
 使用機材のカメラはSony α6600、レンズは Sony 100-400mm F4.5-5.6 GM SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距400mm、35ミリ版換算600mm、ISO800、F 5.6、1/500sでした。