中米の国ベリーズは熱帯地方に位置していますから日本では見られない様々な野鳥が生息しています。今日の写真の Black Cowled Oriole(ブラック カウルド オリオール)はメキシコから中米の東海岸の亜熱帯から熱帯にかけでの平野部で一般的にみらる種類です。この鳥の日本名はクロズキンムクドリモドキだそうです。
このオリオールのオスは黒色とおなか、背中、肩の鮮やかな黄色のコントラストが美しく、どこにいてもよく目立ちます。メスはオスに比べてだいぶおとなしく目立たない色をしています。
この鳥も仲間である他のオリオールと同じように、花が咲く時期には蜜を吸いに木に集まりますから、そういった場所で待てば出会うことができます。人をあまり恐れませんからかなり近くまで寄ることができます。この写真は当時住んでいたベリーズシティにあった自宅の庭のココナッツヤシの木に来た時のもので、小さな虫をくわえています。虫もまた彼らの大事な食糧です。撮影時期は5月ですが、彼らの子育ての季節かもしれません。
この写真は2羽ともオスです。ベリーズでは道端でもよく見られるランの木に来た時のものです。このランはヤシの木に着生しており、とてもきれいな花を咲かせます。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F 7.1、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。