カリブ海の島国セントルシアは、これまでに何度もお伝えしている通りこの世の楽園ともいえるような美しい島です。海では一年中泳げるような温かい気候にもかかわらず、北西からの貿易風が常に吹いているため心地よく日々を過ごすことができますから、リタイヤしたイギリス人がここに多く住む理由が良く分かります。
そして1年のうち半年くらいの間この写真の背景に写っている燃えるような赤い花フランボイヤが咲き、島を美しく飾ります。
今日のこれらの写真はこの国の観光の中心地であるロドニーベイの北の端にあるピジョンアイランド国立公園で撮ったもので、園内のたくさんさんのフランボイヤの木が花をいっぱいつけるこの時期は見ものです。背景にあるのは丘の上にかつてのイギリス軍が造った砦の遺跡です。
上記の砦のある丘は岩山ですが、それでも様々な植物を見ることができます。防虫剤となるレモングラスが繁茂し、この写真のサボテンもたくさんあり、バックの青い海によく映えます。
使用機材のカメラはSONY α100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距80mm、35ミリ版換算120mm、ISO 100、F 7.1、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。