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メキシコ 背景はキンタナロー州の州都チェトゥマルの街並み

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 ユカタン半島の付け根にある中米ベリーズの北側はメキシコと国境を接しており、むろん陸続きですから、そこを割と簡単な手続きで越境することができます。国際線のバスで通過できるのですが、私たちは自身の車で渡りました。パスポートの提示以外に特に必要な手続きはないのですが、自家用車の場合はメキシコでも有効な自動車保険に加入する必要があります。
 そうして渡った国境に最も近い都市はキンタナロー州の州都チェトゥマルで、ベリーズから行くと大都市に感じます。事前に市内に予約したホテルはかつてのホリデイインでしたが、たまたまそのホテルの目の前にこの写真の背景に少し見えている「マヤ文明博物館」がありました。写真左の白い建物にMAYAの文字が見えるでしょうか。

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 博物館内部は外観から想像するよりはるかに広く、さまざまな展示物がありそれは発掘品や遺跡の説明に関するものです。特にこの写真のパノラマ図は大きく描かれ当時のマヤの大都市を一望することができます。ちなみにマヤ遺跡はメキシコ領内で最も多く発見されており、その多くがユカタン半島にあるのです。有名なのがチチェン・イッツァウシュマル遺跡です。

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 館内には上記の大きな絵の他にこのようなジオラマ模型も展示されています。展示物の説明があったと思いますが読んでいないため詳細ははっきりしません。たぶんこの遺跡のモデルはウシュマルだと思います。それにしてもその古代都市の規模は巨大でベリーズのものとは比べ物になりません。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix F60。1枚目の写真の撮影データは焦点距離 12.5mm、35ミリ版換算 57 mm、ISO 100、F 5.0、1/340sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。