中米の国ベリーズに住んでいた期間、自宅はこの国最大の都市ベリーズシティの市街中心部から車で15分ほどの住宅地にありました。ベリーズシティはカリブ海に突き出た扇状地であることから市内全体の標高が低く、あちこちに水場あり、そのため街中でありながらも自然豊かな土地で、市内にマングローブの林があるのは珍しくありません。自宅周辺は市街中心部から離れていますから、ジャングルとそれほど変わらないというのは大げさですが、そう言いたくなるほど自然は更に豊かで野性味に溢れています。今日は自宅隣の幅1.5mほどの道路側溝で見られる生き物たちの写真です。1枚目は側溝に住む魚を狙って毎日のようにここで狩りをするグリーンヘロン、日本ではササゴイに近い種類です。
このグリーンヘロンは他のこの国に住む野鳥と同様、人をあまり怖がりません。人々が行きかう道路横の側溝で人のことをあまり気にする様子もなく魚を狙います。
こちらがテラピアや地元の魚と一緒にグリーンヘロンやサギに狙われるグッピーです。この魚はよく観察していると様々な色があり、その多様さには驚きます。
日本でみるグッピーはとても小さいのですが、これらは7～8㎝ほどもあり、中には10㎝近いようなのまでいます。パンを細かくちぎってやると食べるのですが、釣ろうとするとなかなか食いついてくれません。
使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
