中米の国ベリーズは先のこのブログ上でもお伝えしましたが、国土の広さに対して人口が少なく、加えて湿地が多いことから開発が容易でなく進んでいないなどの要因で今でも自然が多く残されており、日常生活の中で野生との触れ合いが多くあります。今日の写真はこの国に住むトカゲの中で大型で、体が美しい緑色をしているグリーンイグアナをご紹介します。グリーンイグアナは郊外ばかりでなく都市部にも多く住んでおり、道路端や民家の庭先などでも見かけることができます。彼らはこのイグアナを追いかけたりしません。
このイグアナは体長が1mほどの若者で、このサイズでは体色はまだきれいなグリーンです。この写真でもお分かりの通り草むらにいるときには保護色で目立ちません。
グリーンイグアナは水辺を好みますから見かけるのは大体川の近くです。地上を走るのは早く人間はとても追いつけませんし、更に木登りが上手で休む時は大体枝の上です。成長するとオスは体色がオレンジ色に変わってきます。ベリーズ人はグリーンイグアナを食べますが、決められた期間を除いて狩猟できないことになっています。
使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F 5.6、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
