今日の写真は、中米コスタリカに滞在していた期間に住んでいた首都サンホセの自宅で撮ったものです。自宅は市街中心部に近い住宅街にあり、建物はタウンハウスで3階建てでした。1階には高い壁に囲まれた小さな庭があり、わずかながらも草木を植えることができプチ自然を楽しむことができました。その様子が今日の写真の背景に写っていますが、幹に包帯で巻いてあるのは着生植物の一種で、自宅周辺の道路脇にある街路樹の幹についていたのを採ってきたものです。
これは着生植物ですから宿となる木に寄生はしておらず空気中の水分で育ちます。ですから屋根の瓦の上でも電線の上でも育ちます。そういうのを採ってきてこうして幹に付けておくと、しばらくして根が出て宿木に固着します。
これが花ではないかと思いますが、受粉後にあちこちに飛び散りたくさんの子供ができます。実際に自宅の庭にたくさんの芽が出ました。着生植物は多く様々な種類がありますからはまりだすと抜けられなくなります。
使用機材のカメラはSONY α100、レンズは Minolta AF50mm macro。1枚目の写真の撮影データは焦点距離50mm、35ミリ版換算75mm、ISO 320、F 5.0、1/80sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
