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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 2月19日根尾川沿いのヒレンジャク

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 2021年2月19日の今日、昨日の雪が解けることなく道路以外は真っ白に残っていましたが、いつも通り自宅に近い文殊の森公園に行きました。文殊山山頂に続く道は深いところで10㎝ほどの積雪があり、それを踏みしめながらの登山となりました。そのかいあってか頂上から眺める白く雪化粧した濃尾平野の景色は感動するほどに美しいものでした。この公園の帰り道の柿畑の中で、ちらりとミヤマホオジロを見かけ、すぐに車から降りて追いかけましたが見失ってしまいました。その残念な思いの穴埋めのつもりでレンジャクを探そうと、いつもカメラマンが多く集まる場所ではない別の根尾川沿いのポイントに行ったところ、やっぱりいました。それが今日の写真です。

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 群れはヒレンジャクばかり20羽ほどで、2月17日に掲載した写真の群れよりも数が少ないような気がします。あの時は私が彼らのいた木に少し近づいただけで飛び立ってしまいましたが、今日はうって変わって飛び立つ様子は全くなく落ち着いていました。この2枚目の写真は停めた車近くの柿の木にいた1羽を写したもので、このサイズは全くのノートリミングです。撮影距離はなんと5mほどでしたが、それでもこの個体は全く逃げようとするそぶりを見せませんでした。

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 近くの電線の上にも停まっていました。ヤドリギの取り付いている木に停まっていれば枝やヤドリギが邪魔となり姿が見えにくく、その分安全かと思うのですが、電線となると天敵から丸見えです。こういったところを見ると彼らは警戒心が薄いのかと思ってしまいます。

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 レンジャクは美しい鳥ですが、いつも高い木にいることから彼らの美しい頭から背中にかけての姿を見られる機会は多くなく、大抵は見上げる形でおなか側を拝見することになります。この写真のように背中を見られればラッキーです。それにしても独特の顔つきや背中の配色など本当に美しい鳥ですね。

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 使用機材のカメラはSONY α6600、レンズはSony 100-400 GM OSS 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。