中米のコスタリカに滞在していた期間の自宅は、首都サンホセのかつての高級住宅地と思われる場所にありました。そこはダウンタウンから歩いて20分ほどの距離で、大きなショッピングセンターが近くにあり便利な場所でしたが、緑は多く街中にしては多くの自然が残っていました。住宅街の道路はどこも並木に溢れ、各家の庭には花がたくさん植えられていました。1枚目の写真はそんな道路の並木や縁石の花壇を背景にしています。
そんな並木の一つにこの写真のようにキツツキが巣をかけていました。この辺りのほぼすべての並木にはキツツキが開けた穴が見られました。キツツキたちは人の手が届きそうな高さのところに巣穴を掘っているのです。キツツキたちはいかに人間を信頼しているかが分かります。
こういった人間の近くに巣を作るというのは日本のツバメと同じで天敵から巣を守るためと思われます。コスタリカにカラスはいませんがブラックバードという他の鳥の巣を襲う恐ろしい鳥がいます。
使用機材のカメラはSony α100、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距60mm、35ミリ版換算90mm、ISO100、F5.0、1/125sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。