今日の写真はこの冬2021年の1月20日に、岐阜市近郊にある自宅から近い根尾川の河原で撮ったレンジャクたちです。この日は良く晴れて青い空であったことから、それをバックにしたレンジャクたちを美しく捉えることができました。
レンジャクには体色に黄色が目立つキレンジャクと赤色が目立つヒレンジャクがいますが、日本に渡ってくるのはキレンジャクが圧倒的に多いそうです。しかしこの根尾川河原で見られるレンジャクの大半はヒレンジャクで、むしろここではキレンジャクは珍しい存在です。
ですからヒレンジャクの群れの中にキレンジャクを見つけると多くのカメラマンはそれにレンズを向けます。今日の写真の1枚目から3枚目までは群れの中で少数派はだったキレンジャクたちです。
この4枚目の写真はヒレンジャクで、ここではおなじみの種類です。お尻から粘性の強いヤドリギの種子が出ています。これがあちこちの木の幹や枝に付着して新たな芽を出します。その種子を運ぶのは実を食べた鳥という訳ですから自然って本当にうまくできていますね。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 7.1、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。