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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 古い望遠ズームでモッキングバードを撮る

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 中米の国ベリーズはメキシコのカリブ海側のユカタン半島の付け根にあり、熱帯地方に属します。よって植生や生物種は日本とはだいぶ違い毎日いろいろな発見があります。今日の写真のトロピカル モッキングバードは当時住んでいたベリーズシティ市内の自宅の庭で撮影したもので、この国では普段の生活の中で見られる種類です。

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 この鳥もこの国に住む他の鳥の例にもれず人をあまり恐れませんから容易に撮影することができます。日本でこれに似た鳥について、しいて言えばヒヨドリ的な存在でしょうか。これはあくまでも見た目の話です。

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 モッキングバードは体色がご覧の通り地味な点がヒヨドリに似ており、大きさや体形についてもよく似ていると思います。でも鳴き声は騒がしいヒヨドリよりよほど哀愁があります。

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 4枚目は同じ自宅の庭で見かけたバーミリオン フライキャッチャーのオスで、頭とおなかは目の覚めるような赤色で熱帯地方にふさわしい体色をしています。日本にはこんなに赤い色の部分が多い鳥はいませんね。

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 使用機材のカメラはSONY α55。レンズはMinolta AF100-300 Apo F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。ところでこのレンズ、古いミノルタの100-300の望遠ズームですが、とてもコンパクトでその割には高い描写性能を持っています。むろん現代の同クラスのレンズにはかなわないかもしれませんが、このコンパクトさには捨てがたいものがあります。