中米の国ベリーズの、この国最大の都市ベリーズシティから車で1時間ほどのところにクルックドツリー野生生物保護区があります。ここは世界の湿地の保全を目的としたラムサール条約に参加しており、世界でも有数の野生動物の楽園として認められています。ここには川幅が広がったような湖があり、乾季になって水位が下がると国境を越えて周辺から多くの水鳥たちが集まって来ますが、むろんここには水鳥たちだけでなくその他の鳥たちも多く生息しています。1枚目はこの保護区内にあるホテルの庭木で営巣するゴールデンフロンテッド ウッドペッカーです。餌取のためか顔が汚れています。
2枚目はこれもやはりホテル敷地内の水辺の木にいたグリーン キングフィッシャーです。彼はここから下の水面を眺めて餌となる魚を探しますから、ここに来れば高い確率で彼に出会うことができます。この木の下の岸辺にはササゴイもいました。
3枚目は湖の浅瀬で集団になって餌を採る水鳥たちです。彼らが集まる時期はその年の雨季によって左右しますが、大体1か月以上はこういったふうに集団で餌を採る水鳥たちの景色が続きます。これはなかなかの見ものです。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
