セントルシア 背景はイギリス軍の遺跡

　カリブ海の島国セントルシアは国土面積が600平方キロメートル強と日本の淡路島ほどしかない小さな国です。しかし観光地としての人気が高く欧米が冬になる観光シーズンにはたくさんの観光客が訪れます。この国の観光資源はいろいろとあるのですがその一つがピジョンアイランド国立公園の自然と遺跡です。その遺跡はかつてフランス軍の攻撃に対しイギリス軍がこの島の防衛のために築いたもので公園内全体に広がってあります。

　1枚目2枚目は公園入り口近くの広場に面した場所にあり、当時は宿舎として使われていた建物を背景にしています。建物の壁は大分崩れていますが、敷地の石積みは全く崩れておらず完璧な形で残っています。なお、1枚目2枚目とも逆光を意識して人物の位置決めをしています。特に1枚目は壁の反射を利用して顔に光が当たるようにしています。

　3枚目の写真は公園内にある2つの丘の低い方に建設された見張り台および砦になっている遺跡から眼下のロドニーベイを眺めた風景で、この国で最も長い砂浜のビーチに建つリ大型ゾートホテルが見えています。このビーチには様々な海洋レジャー設備、施設が用意されており、この国の観光の中心地となっています。

　撮影機材は Canon Power-shot S80。1枚目の写真の撮影データは焦点距離 11.4 mm、35ミリ版換算 58 mm、 ISO ?、F 4.0、1/80sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。