中米のコスタリカはエコーツーリズムで世界的に有名ですが、それには国土の地形が大きく関係しています。地図で見ればお分かりの通り太平洋とカリブ海に挟まれた細長い地形で、その国土の中央を3000m以上の山脈が縦断しています。この地形とそれに影響される気候条件が動植物の多様性を生み、狭い国土ながらも非常に多くの種類の野生を楽しむことができるのです。そんなコスタリカの首都のサンホセの郊外にパルケ・デル・エステという自然公園があり市民の憩いの場になっていますが、それが今日の写真の舞台です。1枚目は緑濃いジャングルを背景にしていますが、公園の広い敷地にはジャングルの中を散策するコースがあり、広大な緑の広場や巨木の林立する森があったり、キャンプサイト、プール、集会所なども整備されています。弁当を持って一日過ごすのに最適な場所です。
2枚目はジャングルの散策道で出会ったチョウで羽の一部が透けています。日本では見られない種類だと思います。ここでは他にも珍しい昆虫に多く出会うことができます。もちろん植物も多種多様で興味が尽きません。
使用機材のカメラはSony α700、レンズは Minolta AF24-105 F3,5-4,5。1枚目の写真の撮影データは焦点距50mm、35ミリ版換算75mm、ISO200、F4,5、1/100sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。