2022年3月13日に岐阜市長良川沿いにある松尾池に久し振りに行ってきました。というのもここでは農業用兼防災用貯水池の改良工事が行われており、池の水が抜かれて水鳥たちがいなくなっているためしばら行っていませんでした。でも池周辺に集まる水鳥たち以外の鳥たちがいるだろうと思い今回訪問した次第です。その予想通りこの池にいるいつものおじさんと共に何種類かの鳥たちが以前と変わらず集まっていました。今日はそこで出会ったクロジの写真です。1枚目は多少地味ですがオスが相変わらず美しい羽毛を見せてくれました。
2枚目は頭はオスと同じく青色ですが翼はメスのような茶色をしており、1枚目の写真のオスとは明らかに異なる羽毛をしています。まるで雄と雌の中間のような体色ですが、これはたぶん去年繁殖地で生まれたオスの若鳥だと思います。彼にとってはこれが初めての日本の地なのでしょうね。
3枚目は明らかにクロジのメスで、体色が茶色主体の地味なものになっています。鳥の世界ではこのクロジをはじめ多くのカモ類、ベニマシコ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ、キジなど、メスは常にオスに比べて地味な配色です。でもイカルやレンジャクなどそうでない種類もありますから、その理由は複雑そうです。
使用機材のカメラはSony α6600、レンズは Sony 100-400 GM。1枚目の写真の撮影データは焦点距400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,000、F5.6、1/500sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
