中米のベリーズには古代のマヤ遺跡がたくさんあり、その多くが復元されこの国の貴重な観光資源となっています。マヤ遺跡といえばメキシコのユカタン半島が有名で、その次がグァテマラと続きますがベリーズにも多くの遺跡が残されています。しかし日本には聞こえてきませんから多くの人知らないと思います。今日の写真はそんなマヤ遺跡の中の一つであるカハルペチで撮影したものです。
カハルペチ遺跡はベリーズの地方では最も有名な観光都市であるサンイグナシオにあり、近くにこの写真のカハルペチ、最も美しいといわれるピラミッドを持つシュナントニッチ、そしてベリーズで最も高いピラミッドを持つカラコルと、この街を起点に訪れます。カハルペチ遺跡はサンイグナシオ市内の丘の上にあり、ホテルからでも歩いて登ることができることからとても身近な遺跡です。またその丘にはホテルがありますから広々とした景色を眺めながら食事ができるお勧めのポイントです。
3枚目の写真はカハルペチ遺跡公園の中にある博物館に展示されている土器です。ほかにもたくさんの発掘物がありますから興味深く見ることができます。マヤ遺跡を見る度に彼らの豊かな感性に驚くばかりです。
使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距100mm、35ミリ版換算150mm、ISO800、F5.6、1/250sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。