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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 神社のアオバズクの意味

 今日の写真は先日の2022年7月26日に自宅近くの神社で撮影したアオバズクです。この鳥はウイキペディアには次のように紹介されています。「東南アジアで越冬し、春になると日本や中華人民共和国朝鮮半島、ウスリーで繁殖する夏鳥で、和名も青葉の季節に飛来することから。」アオバズク夏鳥だったんですね。フクロウと同じく留鳥だとばかり思っていました。

 また、「平地から低山地にかけての森林や農耕地に生息し、越冬地ではマングローブ林などでも見られる。群れは形成せず単独もしくはペアで生活する。夜行性で、昼間は樹上で休む。フクロウ類の多くがネズミなどの小動物を主食とするなかで本種は昆虫を主食とし、都市部でも神社仏閣の樹林程度の環境でも街灯を餌場として繁殖してきた。 ほかに両生類、爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類なども食べる。」とあります。神社の灯篭などに集まる虫を食べることから神社仏閣に多いのですね。

 でもこの鳥の未来はそんなに明るいものではないようです。「大木の樹洞に巣を作るため社寺林に飛来したり、昆虫を食べるため夜間に街灯に飛来することもあり、日本では最も人間にとって身近なフクロウと言っていい。近年は営巣木の伐採や越冬地での開発により個体数を減らし準絶滅危惧種に指定されるようになった。」このことからも神社仏閣の森は自然にとって貴重な存在なのですね。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,600、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。