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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 雪の日のソウシチョウ

 今日のは4年前の冬に生まれて初めて出会ったソウシチョウの写真です。時期は1月26日で、場所は岐阜市近郊にある自宅の周辺の散歩コース上でした。自宅は濃尾平野から山間部に入る地点に当たり、そのため地形は変化に富んで多様な自然が見られるところです。ここでは一年を通じて様々な野鳥や獣たちに出会うことができます。獣でいえばこれまでにキツネ、アナグマ、イノシシ、イタチ、タヌキ、サル、ヌートリアなどで、ほかに鹿やカモシカにも出会ってはいますが散歩コース上ではありませんでした。

 ソウシチョウは、この時期にまだ残っていた柿の熟した実を食べに来ていました。群れの数は7羽ほどで、おとなしく実をつついていました。私は逃げられないかと恐る恐る近づいて行きましたが彼らは、警戒はしていましたが遠くに飛び去るような様子はありませんでした。

 彼らはスギの木の高い枝から、柿の実の近くにいた私の前に現れたのですが、最初は何の鳥か分からずまた、その姿の美しさに驚きました。これがうわさには聞いていたソウシチョウかと。それにこの場所は自宅のすぐ近くでしたから本当に興奮したものです。ちなみにソウシチョウは中国或いは東南アジアから来た外来種です。

 この日の朝は一面の銀世界で散歩コースの農地や河原は御覧の写真の通り雪に覆われていました。ソウシチョウたちはこんな日のためにあの柿を食べないでとっておいたのでしょうか。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。