写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はロドニーベイの海岸線

 カリブ海の島国セントルシアは、国土面積が約600キロ平方メートルと日本の琵琶湖ほどの大きさですが、温暖で風光明媚なことから多くの観光客が訪れる美しい国です。国の最大の町である首都は北部にあるカストリーズで、そのさらに北にはこの国の観光の中心地であるロドニーベイがあり、そこにはホテルやレストランが立ち並びこの国一番の賑わいを見せています。そのロドニーベイの北端に今日の写真の舞台となったピジョンアイランド国立公園があります。公園内にはかつてのイギリス軍の遺跡や美しいビーチがあり一日のんびりと楽しめる場所となっています。1枚目の写真は丘の頂上に作られた砦の遺跡からロドニー湾の長い砂浜の海岸線を背景にしています。海の色が美しいですね。

 公園には2つの丘があり、1つは上記の通り砦の遺跡がありますが、もう一つのピークは岩場となっており真下に打ち寄せ、岩に砕ける波を見ることができます。その垂直の崖には、この写真のようにランが着生しており、時期になると美しい花を見ることができます。

 眼下に見えるこの2つのビーチは公園内にあるもので普段人が少ないことから貸し切り状態で泳ぐことができます。水中は熱帯魚の宝庫で彼らとともに泳ぐのは本当に楽しいひと時でした。この時期はフランボイヤ(火炎樹)が咲いており、赤い彩りが熱帯を感じさせます。

 使用機材のカメラはSony α100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距35mm、35ミリ版換算52mm、ISO100、F7.1、1/400sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。