中米の国ベリーズに住んでいた間の自宅は、この国最大の都市であるベリーズシティの市街地中心部から車で15分ほどの住宅地にありました。最大の都市といっても人口は10万人にも満たず小さな町なのですが土地は広くゆったりとしており、街中でも多くの自然が残っています。また土地の標高が低いことから市内至る所に多くの水場がありマングローブが茂るジャングルのようなところもあります。今日の写真はそんな環境の中にある自宅の敷地内を訪れる鳥たちをご紹介します。1枚目はスキーレル カッコウで、意味はリスカッコウです。その名の通り枝を移動する様子は正にリスを思わせます。尾の長い人を恐れないきれいな鳥です。
2枚目はチドリの仲間だと思いますが、雨が降ると土地が低いため、土地が冠水し、この類の鳥たちの餌場となります。ですから都市でありながらチドリなどの水鳥が多く生息しています。
3枚目はトロピカルキングバードで、コスタリカでも見かけましたから中米ではごく一般的な種類だと思います。しかしこれはもしかしたらキスカディの若鳥かもしれません。種類が分からなくなりました。
4枚目はフーディッド オリオールで、オレンジ色が目立つ美しい鳥です。花の蜜を吸ったりココヤシの木に付く虫を探しに来ます。
使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO800、F8.0、1/1,000sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
