写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 散歩道のカケスなど

 岐阜市近郊にある自宅の環境は、濃尾平野から山間部に入る入り口に当たり、その地形の変化が多様な自然をはぐくんでいる場所です。私は真夏を除いて自宅の周辺をカメラを持って散歩するのが日課ですが、そのたびに季節ごとの様々な鳥たちに出会うことができます。今日の写真は雪のある真冬の1月27日に撮影したもので、この日に出会った鳥たちの一部です。1枚目は散歩コースの一部である国道沿いの杉林で見かけた姿が美しいカケスです。

 カケスは広葉樹よりも針葉樹の森で見かけることが多いような気がします。この日も見かけたのは杉林で、枝から枝へ、木から木へと素早く移動していきました。自宅周りにも杉林がありますが、彼らの鳴き声が聞こえてくるのはいつもその中からです。杉の実でも食べているのでしょうか。

 3枚目は少し暗い林の中で見かけたルリビタキです。私が始めてルリビタキを見たのはこの場所で、それ以降現在まで冬になると毎年のようにここで出会います。この写真で横殴りの細かい雪が降っているのはお判りでしょうか。

 4枚目は雪の残る国道の路面で餌を探すアオジです。ここにどんなエサが落ちているのか分かりませんが、周辺の状況からして杉の実はあるはずです。彼らは近くを車が通るのですが、それにも臆せず道路沿いに長いこと居ました。雪の日には餌が少なくなることから、彼らにとってここは数少ない餌場なのかもしれません。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,250、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。