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セントルシア 世界遺産のピトン山

 カリブ海の島国セントルシアは国土面積が600㎢強と日本の琵琶湖とほぼ同じ大きさで、人口は約18万人の小さな国です。でもこの国ではこれまでに経済学と文学で2人のノーベル受賞者を輩出しており、これは国民の誇りとなっています。そしてセントルシアには世界遺産としてピトン山とその周辺が指定されており、これも国民の自慢となっています。ピトン山とは二つのとがった山で、それが並んであることから特徴的な風景を作っています。1枚目はそのピトン山の南側の山を南側から見た風景です。北側の山が遠くに見えています。ピトン山に続く丘陵地帯の風景がいいですね。

 2枚目は双子のピトン山を北側から見た風景です。観光写真はこの角度のものが多いかと思います。写真ではなく実物を間近に見るとなかなかの迫力で、世界の奇景の一つに数えられるかもしれません。手前の町はスフレで、この国で3番目の規模の町です。ピトン山の周りには高級ホテルが点在しています。

 3枚目は南側のピトン山の頂上で、総ての樹木には着生植物が付いており、それはこれまで見たことのない風景です。この山に登るにはふもとの村でガイドを雇うことになります。我々のガイドは女性でしたが、まるで犬のようにただ前を歩くだけで何も教えてはくれませんでした。

 撮影機材は Sony W1。撮影データは焦点距離 13.7 mm、35ミリ版換算 ? mm、 ISO 100、F 7.1、1/320sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。