岐阜市近郊にある自宅は濃尾平野から山間部に入る入り口に当たり、よって地形が多様なために様々な生き物たちが生息しています。カメラを持って自宅の周辺を散歩するとそれらの生き物たちに遭遇することができ、そのたびに豊かな自然を再認識します。今日の写真は春の4月13日の散歩で出会った野鳥と野の草花です。1枚目は散歩コース上にある畑にいたヒバリで、畑仕事をしている人のすぐ近くにいました。その人はヒバリに気づいておらず、ヒバリはそのことを知っているかのように全く警戒していませんでした。
そのヒバリは時々空高く舞い上がり、複雑なさえずりをしながら空中でホバリングをします。その鳴き声は遠くまで届き、彼がさえずる畑から自宅までは400m以上はあるのですが、いつもうるさいほどに聞こえます。毎年この声を聴くと暖かくなりつつある春を実感します。こういった自然の音は本当にいいものです。
この頃には冬鳥が北に帰るのですが、写真のツグミは日本が名残惜しいのか、いつも最後まで残っています。ツグミは猛禽類の餌食になることが多いのですが。
この時期に野に咲く草花です。イモカタバミに似ていますがはっきり分かりません。注意して見てみると野には実にたくさんの花が咲いています。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony 70－300G。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F5.6、1/500sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
