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日本 タムロンの古いレンズの性能

 今日の写真は今年のものではないのですが、11月26日に自宅近くの神社で撮りました。これに使用したレンズは2001年発売ですから既に21年が経っています。カメラやレンズの性能は日進月歩ですが、このレンズは今でも十分に魅力的な描写です。無論今のレンズに比べると逆光でのフレアーが多めですが、でもデジタルですから後処理である程度は修正できますので、それほど大きな不満にはなりません。このレンズの焦点距離24㎜-135㎜の被写体は風景や人物が主になると考えるとAFは十分な性能ですし、発色、ピント精度は問題ありません。更には画面にはつやがあり立体感も感じられます。さすがに50周年記念モデルというところでしょうか。

 以下にメーカーのこのレンズに対するコメントを引用します。
 「超広角24mmから望遠側135mmまでカバーする、5.6倍広角高倍率ズームレンズ。最短撮影距離、全域40cmを達成。最大撮影倍率 1:3.3。ワイドからマクロまで多彩な撮影が可能。
広角表現を重視した新世代の広角常用ズームレンズです。焦点距離全域で最短撮影距離40cmを実現いたしました。135mm側の最大撮影倍率は1:3.3、手軽にクローズアップ撮影を楽しむことができます。超広角撮影からマクロ撮影まで、1本でさまざまな写真表現が可能です。
高精度・複合非球面レンズ4枚、ADガラス(異常分散ガラス)1枚を贅沢に使用。インターナル・フォーカス方式を採用し、小型軽量を図りながらSPレンズにふさわしい、高画質を実現。
レンズ構成は10群14枚。タムロンの非球面技術を活かした高精度・複合非球面レンズを4枚採用(4/7/12/14枚目)し、コマ収差や非点収差などの諸収差の補正を徹底的に行いました。また、ADガラス(異常分散ガラス)を1枚採用することにより、色収差を補正しています。これにより、コンパクト化を図りながらも、コントラストが高く、抜けの良い描写を実現いたしました。至近域においても優れた描写性能を発揮いたします。」( 190D (tamron.co.jp) )

 3枚目はあくる日27日の自宅周辺の散歩の際に見かけた根尾川で羽を休めているマガモたちで、冬になると彼らは必ずここを群れで訪れます。手前の小さいのはカイツブリです。
 使用機材のカメラはSony α7Ⅱ、レンズは Tamron SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO。1枚目の写真の撮影データは焦点距45mm、35ミリ版換算45mm、ISO400、F6.3、1/125sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。