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セントルシア 背景は貴重な遺跡

 カリブ海の島国セントルシアは、日本ではほとんど知られていない国ですが、欧米ではバカンスの旅行先として有名で、特に新婚旅行で行きたい国ナンバーワンにこれまで5度も選出されているほどです。セントルシアの魅力は、美しい海は勿論ですが、島中央部の深い熱帯のジャングル、世界遺産のピトン山、その近くに湧き出る温泉、そして島の各所に残るかつてのイギリス軍の遺跡などです。今日の写真はその遺跡が残る島北部のピジョンアイランド国立公園で撮りました。1枚目は遺跡内での撮影で背景は兵舎の跡です。

 2枚目は公園内のガイドに依ればこれは窯で、石垣や建物などの石積みためのモルタル(或いはセメント)を作っていたのとのことです。下の方に焚き口が見えますが、それにしても大きいですね。

 こちらも園内に残っている遺跡ですが、確か水槽だっと思います。中までは見ることができませんでしたが、これらは今となっては貴重な歴史遺産で、歴史の証拠物ですね。園内の遺跡は全体に痛みが激しいのですが長く保全してほしいものです。

 使用機材のカメラはSony 100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距40mm、35ミリ版換算60mm、ISO100、F8.0、1/125sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。