中米の国ベリーズ最大の都市であるベリーズシティと内陸部にある首都のベルモパンとの丁度中間地点に位置するベリーズズーは、この国唯一の動物園で、ベリーズに生息する様々な野生種が飼われています。ここに集められた動物は、色々な事情で野生の世界で生きられなくなったことから保護されているというのが正しいかもしれません。例えばこの写真の背景に写っているバクは、親が交通事故で亡くなった孤児です。園の説明に依れば、交通事故で死亡するバクは年間で相当な数になるそうです。小さい時に親を亡くしたバクは野生の世界で一匹では生きてゆけないのです。
2枚目はこの園で飼われているのではなく園内にいる自然の鳥です。動物園は何かと食べ物が多いことからそれを食べに集まるのでしょう、他よりもたくさんの種類や数の鳥たちを見られるような気がします。この写真のスカーフを巻いたような鳥はベリーズシティでは見ることができす郊外まで出る必要があります。
3枚目の鳥も園内にいた自然の鳥です。この種類はベリーズシティでも見ることができ、またとてもフレンドリーで人をほとんど警戒しません。
1枚目の写真の撮影機材は Fujifilm Fine Pix F200 EXR。撮影データは焦点距離 13 mm、35ミリ版換算 59 mm、 ISO 200、F 4.0、1/75sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。