写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景はクルックドツリー野生生物保護区の湖

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほどの距離にクルックドツリー野生生物保護区があります。ここは世界の湿地を保護する目的で設立されたラムサール条約に加盟しており、豊かな自然が保護されています。この保護区の見頃は乾季の季節で湖の水位が下がり魚が捕りやすくなる3月から7月ぐらいの間ですが、しかし年によって大きくずれることがあります。1枚目は保護区内のレンジャーが常駐しているインフォーメーションセンター近くの湖岸で撮りました。背後に写っているのが、水位が下がって岸が広がった湖です。

 水位の下がった湖のあちこちでこのような水鳥たちが群れる風景が見られます。鳥たちは乾季になって水位が下がり魚が捕りやすくなると、国境を越えて周辺から何万、何十万と集まり、野生の一大パノラマを見せてくれます。ここには欧米から観光客が訪れるのですが日本人の姿は見られません。

 湖の水面にたくさんの鳥たちが見られるように、その上空にも多くの鳥たちが舞っています。日によって舞う鳥たちの種類が違いますが、この日は黒い姿のハゲワシたちでした。写真は群れのほんの一部です。

 クルックドツリー野生生物保護区で見られるのは圧倒的に水鳥が多いのですが、湖周辺の陸地には水鳥以外の鳥も多く見られます。写真はこの国のインコの仲間で最もよく見られる種類です。

 使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距100mm、35ミリ版換算150mm、ISO400、F10.0、1/250sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。