2022年12月27日の今日、岐阜市近郊にある自宅近くの根尾川の河原で石拾いをしていたところ、向こう岸でカワガラスの鳴き声が聞こえていました。彼らの鳴き声は夏のアユ釣りの際に何度も聞いており、また竿のすぐ先を飛びすぎたり、立っているすぐ近くで水中にもぐったりと、川ではとてもなじみのある鳥です。鳴き声の方向を見ると岩の上の一羽が何やらくわえています。それはこの写真の通り小魚でした。ハヤかカジカでしょうか。
2枚目の写真では捕った獲物を岩にたたきつけています。カワセミも同じような行動をとりますが、それは獲物の息の根を止めるためなのか、それとも骨を砕いているのか、或いはその両方なのか。でも今まで彼らが魚を捕ることを知りませんでした。
3枚目は獲物を飲み込みやすくするためでしょうか、くわえなおしているところです。私が今日見た限りでは彼らは死にかけて弱ったような魚を捕るのではなく元気な魚を捕っていました。彼が魚をくわえて水から上がって来た時に魚は勢いよくはねていましたから。すごい狩猟能力に驚きです。ましてやこの極寒の水中でのことなのですから。野生の力には今更ながら敬服します。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
