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ベリーズ 背景は田舎の民家

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほどの距離にクルックドツリー野生生物保護区があります。この保護区はラムサール条約に加盟して湿地の自然保護をしています。その湿地は川が大きく広がったような湖で、それらに挟まれた土地に集落があります。集落の規模は何とも言えないのですが私の印象では人口3000人以下です。今日の写真はその集落の中で撮ったもので、1枚目は田舎の典型的な民家の庭を背景にしています。

 ベリーズの田舎の民家の敷地は大抵が広大で、この写真の民家の敷地は庭先だけでテニスコート4面は余裕で取れそうです。ベリーズは人口密度が極端に低いことから土地には余裕があるのでしょう。敷地内の多くは芝生のような草原でところどころにヤシやパパイヤ、マンゴーなどの木が植えられています。この時期は火炎樹が咲いていました。これがこの国の田舎の典型的な風景です。

 村の道路沿いに建つ電柱は木製で、その電柱にはこうしてキツツキが巣を作ります。ですから集落を歩くときは電柱に注目します。別の種類のキツツキも同じように電柱に作ります。ちなみにベリーズには木製以外の電柱は1本もありません。

 使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距100mm、35ミリ版換算150mm、ISO800、F13.0、1/640sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。