中米の国ベリーズの、この国の最大の都市ベリーズシティから車で1時間ほどのところにクルックドツリー野生生物保護区があります。ここは湖を中心とした湿地が広がっており、世界の野生動物を保護する目的で設立されたラムサール条約に加盟しています。ここでは乾季になり雨が降らなくなると湖の水位が下がり魚が取りやすくなります。その魚を狙って周辺から遠くは国境を越えて水鳥たちが集まります。今日の写真はそんな様子を写したものです。1枚目は保護区の入り口近くの浅瀬に集まる鳥たちです。
2枚目は１枚目の写真と同じ場所です。鳥たちは魚を追って常に移動していますから毎日このような光景が見られる場所が変わります。
3枚目も上記と同じような場所ですが、より岸に近いところです。これだけの鳥たちのおなかを満たすのですがから、この湖の豊かさに驚かされます。
この写真は湖の上空を舞うウッドストークです。日本名はハゲコウでしょうか。なおこの保護区にはいくつかのホテルがありますから観光目的で訪れることは簡単にできます。
使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F7.1、1/2,500sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
