写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

シンガポール この国の野鳥たち

 シンガポールで出会った野鳥第二弾です。今日の写真はシンガポールダウンタウンに近いボタニックガーデン(世界遺産の国立植物園)内で撮ったものです。植物園ですから様々な樹木があるのは当然で、あちこちに大木が見られます。人々が散策する通路はよく整備されており、管理が行き届いているのを感じます。また園内で働く庭の手入れのための人たちが多く目につき、その誰もがきびきびと働いていました。園は広く一日中歩き回ってもおそらく総て見るには足りません。園内には飲み物の自販機やレストランもありますから食事の心配はいりません。ちなみに入園料は内部にあるラン園以外は無料です。さて1枚目の鳥はコモンフレイム バックというキツツキです。熱帯の種類らしい派手な色彩が美しいですね。多分この種類がこの国では最も一般的です。

 2枚目はブラックネイプド オリオールで、黄色の羽色がとても目立つ美しい鳥です。この鳥も数が多いようで、住宅地などでもあちこちでよく見かけます。鳴き声は笛を吹くようによく響き中米のオルペンドラを思い起こさせます。この国でオリオールと名が付くのはこの1種だけですがベリーズには多くの種類、例えばフーデッド、カウルド、オーチャード、ボルチモアなど多くのオリオールが生息していました。

 3枚目はアオバトなのですが日本で見る種類と同じなのか、あるいは近い種類なのか今一つはっきりしません。こちらではグリーンと名の付くピジョンがたくさんいるのですが、それらがオス、メス体色の違いがあるようで図鑑だけでは判断できません。それを承知のうえでこれはリトルグリーン ピジョンだと思います。

 4枚目は昨日のこのブログで既に登場しているジャバン マイナで、九官鳥の仲間です。この鳥はとにかく数が多いようでどこでも必ず見かけます。顔つきはいかついのですが人を全く警戒しないことから愛らしく感じる憎めないやつなのです。くちばしの黄色が美しいですね。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F4.0、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。