写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 背景は桜と大垣城

 今日の写真は昨日3月30日の岐阜県大垣市でのお花見の続きです。水門川は大垣城の外堀で、江戸時代には水運の重要な経路として活用されたことはお話ししました。その水門川沿いの桜巡りは船町港跡で終え、その後大垣公園に移動し、そこでお昼を済ませました。当日公園の桜が満開なこともあり多くの家族連れでにぎわっていました。その大垣公園の北の端には今日の写真の舞台となっている大垣城があります。かつてこの城は国宝でしたが戦災で焼け落ち、現在は鉄筋コンクリートで復元されています。自宅近くの国宝は愛知県の犬山城滋賀県彦根城、そして健在であればこの大垣城で、自宅近くに3つも国宝があるという幸運でしたが残念です。1枚目は桜と大垣城を背景にしました。美しい代表的な日本の風景ですね。

 大垣市の公式サイトでは大垣城を次のように紹介しています。
「 大垣城は美濃守護・土岐一族の宮川吉左衛門尉安定により、天文4年(1535)に創建されたと伝えられています。関ケ原の戦いでは、西軍・石田三成の本拠地となりました。その後、戸田氏が十万石の城主となり明治まで太平の世が続きました。昭和11年(1936)に国宝に指定されましたが、昭和20年(1945)7月戦災で焼失。昭和34年(1959)4月、4層4階の天守を再建し、城下町大垣のシンボルとなりました。」( 大垣城 | 大垣市公式ホームページ/水の都おおがき (ogaki.lg.jp) )
 写真はお城の裏門の前です。今にもここからサラリーマン風の武士が出てきそうな感じがします。

 大垣市濃尾平野に位置することから市内に山どころか台地さえもない真っ平らな土地です。ですから大垣城も当然平野にありますから堀が重要な防衛策になります。それが水門川ですが、おかげで現在は、それが貴重な観光資源となっています。それにしてもお城と桜はよく似合ますね。外国人が挙げる日本の観光地で最も人気なのは大阪城だそうですが、この写真の風景も彼らが知ったら人気が出そうです。日本人の私でも美しいと感嘆するのですから。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距10.8mm、35ミリ版換算29mm、ISO 400、F5.6、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。