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シンガポール グレーター ラケットテイルド ドロンゴ

 今日は今年2月真末にシンガポールを訪れた際に出会った当地の野鳥たちのご紹介です。この日訪れたのはシンガポールの南にあるホートパーク公園で、以前既にこのブログでお話している通り、この公園にはスカイキャノピーという森の高い位置を歩く歩道が設置されている所です。自然により近くまで迫れる設備を有している公園です。ここでは様々な野鳥たちに出会うことができたのですが、今日の鳥は、私がスカイキャノピーを歩いていいた時に、長い尾をひらひらさせながら飛ぶ鳥を見て、その鳥の行方を追いかけて、そして見つけた時のものです。鳥の名はグレーター ラケットテイルド ドロンゴで、日本では見ることができない種類です。彼らは長い尾の先にラケットのような形をした羽毛を持っています。

 この鳥の日本語名はクロオウチョウで、面白い習性を持っており、ウイキペディアは次のように説明されています。
「全身、黒色で覆われている。翼は黒ずんでおり光沢があり、目は赤色をしている。尻尾が二股に分かれているのが特徴。 体重70-125グラム。普段は高い木の上にいて見張り役・用心棒役をしており、猛禽類などが飛来するとかん高いアラームコール(警戒声)を出して、仲間や他の動物に警告している。
ミーアキャットは、クロオウチュウの警戒声を覚えており、その声を聞くと敵が来たと判断して立ち上がり周囲を見回したり、巣穴に逃げ帰る習性がある。[2]。

クロオウチュウは、長い尾羽も持ち高い飛行能力を持っているので、夏の間は、飛んでいる昆虫を巧みに空中で捉えて食べている[2]。 しかし、冬になると昆虫が飛ばなくなり食糧が乏しくなる[2]。するとクロオウチュウは、ミーアキャット、チメドリ科など他の動物が餌を見つけ食べてる最中に、偽のアラームコールを発し、その声を聞いたミーアキャットなどの小動物が慌てて獲物を置いて逃げたのを見計らって、その獲物を横取りするという狡賢さを持っていることから「泥棒鳥」と呼ばれる。[3][2] 偽の警報を鳴らして、日々の摂取カロリーの4分の1を獲得することができる。」(クロオウチュウ - Wikipedia

 3枚目はイエローヴェンティッド ブルブルです。ブルブルは日本のヒヨドリの仲間のような感じでしょうか。この鳥は数が多く、シンガポールのどこでも良く見ることができました。

 公園内で見かけたリスです。日本のリスに似ていますが、より尾が長いように感じました。日本のリスは警戒心が強いのですが、こちらのは人のことをあまり気にしないようです。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 3,2000、F4.5、1/160sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。