写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

シンガポール 巣穴のリニエイテッド バーベット

 今日の写真は今年の2月に訪れたシンガポールで出会った鳥たちの写真です。場所はダウンタウン近くにあるボタニックガーデン(世界遺産の国立植物園)で、ここは植物園ですから様々な樹木が見られるのですが、同時に多くの野鳥たちを観察できるバードウオッチャーたちの楽園となっています。写真の一枚目は4月26日のこのブログに登場したリニエイテッド バーベットです。彼はにわか雨の後に自身の巣穴に戻って来たのですが、どうやら巣穴が水浸しになっていたようで、しばらく入り口で周りを観察している様子でしたが、中に入り穴から顔を出したところです。

 そして巣穴から出てきた姿がこれです。まるで濡れネズミですが、もしかしたら彼は巣穴にたまった水を自分の体を使って外に出しているのではと思い当たりました。鳥たちにとって巣穴の水を外に出すには自身の体に水を含ませ、それを外で払い落とすのが効果的なのでしょう。道具を持たない鳥たちにはこれが最善の方法かもしれません。

 3枚目はボタニックガーデンに咲いていた花ですが、いかにも熱帯地方らしい派手な形と色です。私は初めてパッションフルーツの花を見た時には驚きましたが、これはそれを上回ります。私がこの花を最初に見たのは南米のベネズエラでした。

 これが上記に花をつける木なのですが、一見つる科のようですが多分中心に太い幹があり、その枝がこうして弦のようになっているのだと思います。昔シンガポールで全国に植林する際に、その樹木を南米から輸入したそうですが、この木もその一つかもしれません。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO800、F4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。