カリブ海の島国セントルシアは日本の琵琶湖ほどの大きさの国土面積ですが、温暖な気候とカリブ海という地理的条件に恵まれ、特に距離的に近い欧米からの観光客に人気があります。首都はカストリーズで島の北部に位置しており、更にその北の島の北端に近いところに、この島の観光の中心地となっているロドニーベイがあります。その湾に面する長いビーチには多くの観光ホテルやレストランが並び、東カリブ最大規模を誇るヨットハーバー（マリーナ）もあります。その湾の北端に今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。そこにはかつてのイギリス軍の様々な施設の遺跡があり、保存状態はよくありませんが当時の様子を知ることができ、貴重な観光資源となっています。1枚目の写真はその遺跡のうちの一つで、丘の上にある砦で撮ったものです。北西からの貿易風が汗をかいた体に気持ちよく、どこまでも青い海と明るい空が南国特有で、自然に気持ちが明るくなります。
2枚目は砦の上からロドニーベイのビーチを眺めた風景です。手前の緑はピジョンアイランド公園のジャングルで、季節によってさまざまな色の花で彩られます。手前に
見える2つのビーチは園内のもので、ここでは熱帯魚とともに泳ぐことができます。その向こうの屋根の赤い建物はサンダルズというジャマイカ資本のホテルです。海のエメラルドグリーンが美しいですね。
3枚目は園内のゲート近くの広場です。少し見辛いのですが正面の建物は博物館で、このピジョンアイランド国立公園の歴史や自然を学ぶことができます。この建物はかつての遺跡を改装したものだそうです。写真の青い海とヤシの木は南国に欠かせないアイテムですね。
3枚とも写真の撮影機材は Canon Power-Shot Pro1です。1枚目の撮影データは焦点距離 7.2 mm、35ミリ版換算 30 mm、 ISO ?、F 3.2、1/1,600sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。このカメラ、本当に素晴らしい画像を提供してくれます。プロを名乗るだけのことはあります。
