写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はヨットが浮かぶロドニーベイ

 カリブ海の島国セントルシア東インド諸島に位置し、日本の琵琶湖ほどの大きさで人口は約16万人ほどの小さな国です。主要な産業はバナナ生産でしたが近年は観光業が盛んになりつつあります。気候は温暖で一年中日本の夏のような気候が続くのですが、常に北東からの貿易風が吹き付けるため、それほどの不快さは感じません。島は中央に山岳地帯のジャングルがあり、深い緑に包まれています。海岸には多くのリゾートホテルがあり、シーズンには主に欧米からの観光客が訪れます。その観光の中心地は島北部のロドニーベイで、そこにはこの島で最も長いビーチがあり、ホテルやレストランが建ち並んでいます。その北端に今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。1枚目は園内の丘の上にある砦の遺跡から見たロドニーベイの海岸を背景にしています。

 このピジョンアイランド国立公園はもともと名前の通り島だったのですが、本島との間を埋め立て半島になりました。ここはかつてイギリス軍が、フランス軍からの島の防衛のために軍事施設を建設し、それが現在遺跡として残ています。公園からのロドニーベイの眺めは美しく、また熱帯魚と共に泳げるビーチもあり人気の観光スポットになっています。2,3枚目の写真の、ここからの眺めは本当に素晴らしいですね。

 カメラはOlimpus E500、レンズはZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6。1枚目の写真の撮影データは焦点距離32mm、35ミリ版換算64mm、ISO100、F9.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。