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日本 リコーGRカメラの素晴らしさ

 今日はカメラについてのお話です。1枚目の写真は2013年当時の大阪駅周辺風景です。現在は既にそれから10年が経過していますから風景が変わっているかもしれません。最近のニュースでは大阪駅に新しい地下駅ができて、それがこれまでにない設備だということで話題になっていました。私はまだ見ていませんが。それはともかくこの写真を撮った機材はコンパクトデジタルカメラです。そのカメラは当時とても話題になりました。センサーの性能は勿論高いのですが、とにかく搭載されているレンズの良さに賞賛が集まりました。この写真、解像感が高く発色の良さが印象的です。

 こちらの写真はやはり大阪駅周辺の風景ですが高いビルからガラス越しに撮っています。レンズは広角28㎜(35㎜版換算)ですが中央は勿論、端っこでもビルの線にゆがみ無くまっすぐに写っています。他の多くのコンパクトカメラが搭載しているズームレンズでは、こうはいきません。短焦点レンズを選択し、可能な範囲で徹底的に磨き上げた成果でしょう。

 広角レンズは人物撮影に不向きだと思われる方がいるかもしれません。なぜなら広角になればなるほど遠近感が強調され像がゆがむからです。例えば集合写真で端っこの人の体がゆがんで写ってしまい、場合によっては使い物になりません。しかしこのカメラはゆがみません。この作例でもわかる通り広角レンズを意識させない自然な描写です。これはひとえにゆがみがないからです。ですから人物撮影にも全く問題なく使えます。単焦点カメラでありながら人気がある理由が分かります。

 これらの写真の撮影機材は RICOH GR DIGITAL Ⅱです。1枚目の撮影データは焦点距離 5.9 mm、35ミリ版換算 28 mm、 ISO 100、F 6.3、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。このカメラ、ボディデザインが良く質感も高いので持つ喜びがあります。