写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 文殊山のオオルリ若鳥

 2023年6月5日は朝から青空が広がり気温は上がりましたが湿度は40%以下とが低く、過ごしやすい一日となりました。気象庁は梅雨入り宣言の判断を早まったのでは思わせる陽気でした。今日も午前中に山口城に登り、そこでお昼を済ませて下りてきた登山道途中で今日の写真の鳥たちに出会いました。その場所ではキビタキが近くで鳴いていたため、その姿を探してきょろきょろしていました。しかしその鳴き声とは違う方向で鳥の影が動いたため、それを捉えたのが1枚目の写真です。これはキビタキとは関係のないオオルリで、羽毛がまだ幼鳥の今年のオスの若鳥です。

 近くでキビタキが鳴いており、そしてそこに現れたのがこの鳥でしたから、この鳥はてっきりキビタキのメスだと思いました。しかし帰宅後、写真をよく見てみると、それはオオルリのメスでしはありませんか。このオオルリのメスは子供を守るために我々の近くに姿を現し、注意を自身に引き付けたのではと納得しました。それほど彼女は我々のすぐ近くの木に停まり長い間じっとしていました。

 3枚目はキビタキのオスですが、これはオオルリの若鳥がいた場所とは違うところで出会った個体です。現在文殊山ではあちこちでキビタキがさえずっているのですが、なかなかその姿を見ることができません。彼らの声は良く透り、それが樹間にこだまするためなのか、また今は枝葉が多いこともあり位置を特定するのが難しい場合がります。この写真はさえずりの方向から見当を付け、うまく見つけられたのですが、いかんせん逆光な上に遠すぎました。

 こちらはいつものおなじみのメジロです。このメジロシンガポールの図鑑にも載っており、名前はオリエンタル ホワイトアイで、現地の人の話では日本から持ち込まれたとのことです。現在どれほど広がっているのか知りませんが、姿が愛らしくさえずりも綺麗ですから現地でも愛されることでしょうね。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO3,200、F4.5、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。