岐阜市近郊にある自宅の近くに文殊の森公園があります。これは文殊山の一部を公園化したもので、頂上の標高は345mあり、そこに続く何本かの登山道が整備されています。公園の一部には針葉樹林もありますが、多くは広葉樹林で季節の移り変わりが楽しめます。今日の写真はそんな園内で2月17日に見かけた野鳥たちです。1枚目は桜の木の芽を食べる、ほほの赤色が美しいウソのオスです。文殊山のウソは年によって飛来数が大きく変わりほとんど見られない年もあります。
2枚目は群れの中にいたメスです。ただこのメス、おなかの色が随分と濃いのですが、もしかしたらアカウソのかもしれません。ウソの群れの中にアカウソが混じっていることが良くあります。個体にもよりますが、その識別は難しくましてやメスの識別は難しいと思います。
ウソたちのいた桜の木の近くのコナラの木にいたコゲラです。日本の留鳥にしては珍しく人をあまり警戒しませんから、かなり近くで撮影することができます。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。