

カリブ海の島国セントルシアは、東インド諸島に位置しており、温暖な気候と美しい風景に恵まれ、世界有数の観光地として欧米から多くの人々が観光に訪れます。この島はサンゴが作った島ではなく、火山島として成り立っていますから地形の変化が大きく島の中央部は山地となっています。また火山の名残は、世界遺産として有名は双子の先のとがった山であるピントンがあります。
さらにこの島は、天然の良港があり水が豊富なことから、かつて大航海時代にイギリスとフランスがこの島の領有権をめぐって激しく争った過去があります。その名残が島のあちこちに残されており、今日の写真の舞台となっている島北部のピジョンアイランド国立公園がその代表です。同公園にはかつてのイギリス軍が作った軍の施設を見ることができます。この施設は歴史の証人としてこの島の観光資源に大きな文化的価値を与える要素となっています。
さて写真の一枚目は遺跡を背景に逆光で撮ってみました。帽子の輪郭が光で縁取られており印象的です。2枚目は数百年前の朽ちた壁と、それを覆う南国の緑のコントラストが当時の戦争と平和の物語を想像させます。
カメラはFujifilm Finepix F610。1枚目の写真の撮影データは焦点距離12.9mm、35ミリ版換算 62mm、ISO 160、F 3.6、1/110sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。このカメラ形が変わっており、また操作しづらいのですが、写りはいいものがあります。